幼児教育をすることで得られる効果とは?

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幼児教育の研究結果

ペリー就学前プロジェクト

ペリー就学前プロジェクトは、1962~67年にかけてアメリカで行われた研究です。
対象となったのは、低所得層アフリカ系アメリカ人の3~4歳児で教育上「高リスク児」とされる123名です。
この研究では、3~11歳、14、15、19、27、40歳に追跡調査を行いました。

指導内容は、非認知的特質を育てられるよう、子どもの自発性を大切にする活動を中心としました。
そして、この指導を受けた子どもと受けなかった子どものグループを40歳まで追跡調査を行い、比較したのです。

その結果、就学前教育の参加は将来の所得向上や生活保護受給率の低下につながるということ、認知的能力というよりも、非認知的能力を高めることで長期的効果を持った可能性を示唆していることが分かりました。

NICHD研究

National_Institute_of_Child_Health_and_Human_Development(NICHD)研究は、1991~2007年にアメリカで行われた研究です。
対象となったのは、1991年生まれの子どもと家族(1364家庭)で、0~15歳まで追跡しました。
主な測定項目は、家庭状況や親子間の愛着、就学前教育経験の有無、就学前教育の質と時間、各追跡時点における子どもの能力でした。

その結果、3歳時点での就学前教育の質が高いと、テストで測定された認知発達が伸びていること、4歳半時点での就学前教育の質が高いと、15歳時点の学業成績や社会性が高くなっていることが分かりました。
それに加えて、特に経済的に困難な家庭において就学前教育による影響が大きいことが分かりました。


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